『悪意の矛先』
主役と悪役が何人もいるような様相となってまいりました、そんな第18話。
トリニティ組。
無駄なく、ソツなく、三大国家群の主要基地および関連施設を攻撃・殲滅していくトリニティ達。
確かにCB的にはその方が合理的なんだろうけど、ただでさえ心象悪いのに、悪者街道まっしぐらだよ……。
それと、留美と紅龍の会話から、どうやらこの三人は純粋なCBっ子達っぽい。
「一致する生体データが無い」って事は、地上で生活した痕跡が無い(もしくは消去・改竄)とういう可能性が高い。
前回ミハエルがアレルヤに「不完全な改造人間くん」などと煽っていたので、彼らは「完全な改造人間」なのかも?
でも情緒的には不完全……無感情に殺戮を遂行できるようコントロールされた人間なんじゃないかなぁ。
でなきゃ、ネーナのあの魔行動は嫌過ぎる。
トレミー組。
トリニティが出張りすぎなので、迂闊に手が出せないスメラギさん。
データ収集が先決と言いつつ、ハックされてる可能性が高いヴェーダも頼ることが出来ずに打つ手なしって感じ。
あの金目ティエリアでさえアクセスを拒否られるなんて、どんなハックを仕掛けたんだよ、リボンズ!(←確定してるし笑)
ラグナ。
トリニティ組が何回か口にしている言葉。
ラグナとは北欧神話に出てくる『Ragna』で、「偉大なる神々」という意味らしい。
そこから派生したラグナロクという言葉は「神々さえも避けることが出来ない滅びの運命」という予言を意味しているそうです。(
参考)
ヴェーダが宗教関連の名前を冠しているところからも、ラグナはトリニティ側の量子型演算処理システムなのか。
あの容赦ないミッションをトリニティ達に指示している事から、まさにCB=天上人が「滅びの運命」に向かうよう仕組まれた計画のような気がします。
アレハンドロ・コーナー
で、やっぱりこの人が一番怪しいし。(笑)
ユニオン組。
グラハム氏、スローネアインに大健闘でしたね!
あの展開には燃えたっ。
つーか、この人の戦闘シーンは本当に格好いい。
セリフ回しといい、フラッグのぶん回し方といい、まるで主役のようだ。
刹那、キレる。
しかし、最後の最後はやっぱりこの人が暴走しましたねぇ。
トリニティ達を駆逐って、最後の引きがなんか主役っぽかったよ!(あれ?)
クロスロード姉。
絹江姉さんと沙慈の父親もジャーナリストだったんですね。
取材先で何某かの情報を知ったために亡くなったのか??
娘も同じ轍を踏まなくてもいいと思う。
この人、本当にもうギリギリ過ぎる。
ラブコメ組。
や、やはり欝展開に……orz
今後、沙慈がどんな風にCBや世界に関わっていくのか。
次回予告。
アムロのセリフが怖すぎるんですが。(脂汗)
「復讐する相手は己のすぐ傍にいた」って、ロックオンが刹那に銃を向けてるじゃないですかっ!
でも同じシーンぽいところにティエリアもいたので……ミスリード狙ってますか?
ミスリードだったとしても、ロックオンの復讐相手はトレミーにいるって事だから、どちらにしても嫌な展開だな……。